レイノー病（Raynaud’s disease）は、血管の収縮と拡張の異常反応によって主に手や足の末端部に血流不足を引き起こす疾患です。寒冷刺激やストレスがトリガーとなり、指や足先が白く、青く、赤く変化するのが特徴です。

レイノー病は単独で発生する「一次性レイノー病」と、他の疾患（膠原病や動脈硬化など）が関係する「二次性レイノー病」に分類されます。

一見軽い症状に思えても、適切な対応を怠ると日常生活に支障をきたすことがあります。

レイノー病の原因として、以下のようなものが挙げられます。

●寒冷刺激：寒い環境下での血管収縮が引き金となります。

●ストレスや緊張：自律神経の乱れが血管に影響を及ぼします。

●血管の異常反応：血管が過剰に収縮しやすくなる体質的要因も関係しています。

●他の疾患の影響（特に二次性レイノー病）：膠原病（例：全身性エリテマトーデスや強皮症）や動脈硬化によって発生します。

●職業や環境要因：振動工具を使用する職業や低温環境での作業がリスク要因となる場合があります。

レイノー病は、症状が一時的または断続的に発生することがあります。
代表的な症状には以下のようなものがあります。

●血色の変化：指先や足先が白→青→赤と変化するケースが多くあります。

●冷え感と痺れ：血流不足により感覚が鈍くなり、痺れを感じることがあります。

●痛みや灼熱感：血流が戻る過程で痛みやチクチクする感覚が発生することがあります。

●皮膚の損傷：重症化すると、皮膚が裂けたり潰瘍ができる可能性もあります。

日常生活で頻繁に症状が現れる場合は、早めの対応が重要です。

大仙市 にこにこKARADA整骨院 大曲院では、レイノー病が疑われる場合カウンセリングと検査を行い、お客様お一人おひとりに適した治療プランをご提案させていただきます。

レイノー病は、血液循環の悪化によって血管が収縮し、冷えや血色不良などの症状が現れる疾患です。このため、体温を上げることが症状の改善に重要なポイントとなります。

体温を維持し、改善を目指す方法として以下のアプローチがあります。

●筋肉をつける

筋肉を増やすことで、日常生活の中で筋肉を動かしやすい身体に変化します。その結果、代謝が向上し、体温も上昇します。筋力アップは、冷え改善にとても効果的です。
当院では「EMS」といって、筋肉を効率的に鍛えることができる電気機器でアプローチしていきます。このEMSは10分間寝ているだけで腹筋4,000回の効果があり、身体を動かす習慣がない方や運動が苦手な方でも気軽にトレーニングを行える機械として人気です。

●骨格の歪みを整える

骨格が歪んでいると筋肉が硬くなり、筋ポンプ機能が正常に働かなくなります。そのため、当院では「骨格矯正」を行い、「筋肉調整」で硬くなった筋肉をほぐし、正しい姿勢に整えていきます。
これらのアプローチを行うことで身体全体の筋肉が均一に使え、血流が改善し、冷えの症状を軽減することが期待できます。

当院ではレイノー病に関するお悩みに真摯に向き合い、専門知識と技術を活かした施術で改善をサポートいたします。手足の冷えや痛みでお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

Q.レイノー病の初期症状を教えてください。

A.レイノー病の初期症状として、手足の冷えや血色不良・しびれなどが挙げられます。このような症状がある場合は、まずは身体を極力冷やさないためにホッカイロや手袋などを着用することをおススメします。レイノー病のような症状でお悩みの方は、是非一度当院へご相談ください。

Q.レイノー病を治療せずに放置するとどうなりますか？

A:レイノー病を放置すると血流障害が起き、進行すると指先の感覚障害や傷の回復が遅くなる、最悪な場合は壊死してしまう場合もございます。そのような痛みになる前に早めにご相談ください。

Q.EMSをやってみたいのですが、痛くないですか？

A.EMS(筋肉を効率的につける電気)はインナーマッスルといって、深層部の筋肉にアプローチを行います。そのため、個人差はありますが筋ポンプ作用で筋肉が伸びたり縮む際に重苦しさを感じる場合もございます。電気量は痛みがないか確認しながら徐々に調整していきますので、初めての方もご安心ください。